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相続税の更正の請求が発生するケース|手続き方法も併せて解説

相続税を申告した後、払いすぎや申告内容に間違いがないか不安に思う方もいます。

本記事では、相続税の更正の請求が必要になるケースと、手続き方法について解説します。

相続税の更正の請求が発生するケース

相続税の更正請求とは相続税を納めた後に、実際の税額がもっと少ないと判明した場合に行う申請手続きです。

反対に、相続税を少なく申告してしまった場合には、追加で税金を支払う必要があり、修正申告と呼ばれます。

手続き方法

相続税の更正請求手続きの流れを確認していきましょう。

必要書類を用意

必要な書類を用意します。

具体的には、相続税の更正請求書とその添付書類、更正請求の理由を示す資料、マイナンバーや本人確認書類などが必要です。

更正請求の書類は国税庁の公式サイトからダウンロードできます。

また、相続税の更正請求する理由となる事実を裏付ける資料を集める必要があります。

さらに、未分割財産が分割された場合には、遺産分割協議書のコピーも必要です。

税務署に提出

必要書類が揃ったら、期限内に税務署に提出します。

提出方法は直接持参するか、郵送または電子申告を選べます。

提出後、税務署は書類を審査し、必要に応じて確認のための電話や面談を行うことがあります。

特に、更正の請求に関しては、納めた相続税の返還を求めるため、詳細に検証されるため、審査には2〜3ヶ月かかるのが一般的です。

更正請求の認定

更正の請求が認められれば、相続税の更正通知書と国税還付金振込通知書が送られます。

その後、約2週間以内に指定した金融機関の口座に還付金が振り込まれます。

このように、相続税の更正の請求手続きは、必要な書類を用意し、適切に提出し、結果を待つという流れで進みます。

まとめ

今回は相続税の更正の請求が必要になるケースと、手続き方法について解説しました。

相続税の申告は非常に複雑なため、相続税を納める予定のある方や更正の請求を検討している方は、税理士に相談することをおすすめします。

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